組合員の社会的、経済的地位向上と、ビジネスの円滑化の促進、さらに組合員相互間の親睦を図る目的で次のような活動をしております。
交換会開催
大刀剣市の開催
防犯協力
対外活動
刀剣界新聞、機関誌発行
慈善事業活動
組合員の社会的、経済的地位向上と、ビジネスの円滑化の促進、さらに組合員相互間の親睦を図る目的で次のような活動をしております。
交換会開催
大刀剣市の開催
防犯協力
対外活動
刀剣界新聞、機関誌発行
慈善事業活動
全国刀剣商業協同組合
全国の刀屋さんが集まって作った組合が「全国刀剣商業協同組合」です。刀剣を生業とする人たちが、互いに助け合って事業の向上と社会的地位の確立を目指して、昭和62年9月に設立したものです。 全国にはさまざまな組合があり、主管庁を経済産業省とする特別民間法人の中小企業団体中央会(以下、中央会)は日本中に存在する大小の公的組合の約70%を組織化しています。これに会員として加入している組合は四百数十社あり、このうち約270社が私たちの組合と同じ事業協同組合です。日本中の中小企業の経営者は、私たちと同じく、業界を何とか発展させ自分たちの利益が向上することを願って組合作りに取り組むのですが、国に設立を認可させるためにはその事業の目的が、国土交通省、農林水産省、厚生労働省をはじめとする行政庁の施策に適うものでなければ認められず、設立するにしても、また維持するにしても、大きな努力が必要とされるのです。
その言葉を裏付けるかのように、令和元年の今日、中央会が統計を取り始めた奇しくも昭和62年度からの32年間で、現在まで存続している国が認可した270の事業協同組合中、当組合はなんと8番目に古い組合となっているのです。当組合より長く継続している組合は、「全国医師協同組合連合会」「全国菓子工業組合連合会」「全国紙器段ボール箱工業組合連合会」他の7団体しか存続していないのです。離合集散の理由はさまざまでしょうが、要するに創設時のエネルギーと情熱、そして必要性が何十年も続かないということでありましょう。
この32年間のうちには、いわゆるバブルの崩壊に象徴される経済事情や、震災や豪雨災害などの天変地異、多種多様な出来事があり、どの組合も組織運営に少なからぬ影響を受けたはずであります。しかし当組合は生き残ってきました。それは、創立時に青年であった組合の実務部隊の人たちが、高齢になったとはいえいまだ数名は現役であることに加え、次世代の人や、さらにその次の世代の人たちの中に、創立時の人たちの気力、活力に思いを馳せ、その必要性を理解し、継承していこうとする何人もの前途有望な若者がいるということであります。
創立総会には未知の希望を持って200名の刀屋さんが参加しました。翌年に組合に加入したのは約180名で、令和元年の今年は約170名ですが、30余年にわたり組合員がこれほど安定している組合は他に例が少なく、まさしく刀剣専門業者の実数を表しているものでもあります。それ故に、組合の発展のバロメーターは組合員数ではなく、質の充実ということであります。
設立以来当組合は、毎月の定例交換会と、年に一度の「大刀剣市」を事業の柱としてきましたが、今年度に入って第三の事業とも言うべき「刀剣評価鑑定士」認定事業の開始に踏み切りました。さらに近い将来には広く一般の方に向けて、刀剣知識検定の資格認定事業の実施も検討しているところであります。また、皆さまからの刀剣に関するすべてのご相談に応じております。組合の役員で構成する刀剣相談係は全員「刀剣評価鑑定士」の有資格者であり、安心して刀剣の管理・取り扱い方法をご相談いただける人たちです。ご処分をお考えの際には、政府認可の長く続いた組合の名に賭けても、良心的で適正な査定額を提示するはずですので、どうぞ安心してご相談ください。私たち組合員は、皆さまからお譲りいただいた日本の伝統文化・美術である刀剣を、後世に引き継ぐ役目も担っていると自負しております。
組合は、各組合員の資本力によって運営が左右されるものではなく、組合員は全員平等で入・脱会自由です。互いに奉仕し合って事業を行い、その事業を利用することによって生活の向上を図り、ひいては社会に貢献し得る自己の体質を作るという、自主・平等・相互扶助・奉仕を活動の基本理念としております。やがて次世代に、創立のエネルギーと組合の必要性を重んじる意思が途絶えることなく継承されていくことを信じて、私はたゆまぬ努力を続ける所存です。
末筆ながら、当組合のホームページに接していただいた多くの方々と、組合員のご健勝を祈念いたします。 |
昭和62年5月15日 | 創立総会開催 定款・事業計画・収支予算案を審議 第1回通常総会 役員選出 理事長 柴田 光男 |
昭和62年9月24日 | 中曽根康弘内閣総理大臣より正式認可 |
昭和62年9月28日 | 認可証交付 |
平成元年5月 | 第2回通常総会 理事長 柴田 光男 副理事長 大塚 源市 副理事長 福永 昭二 専務理事 荒勢 英一 常務理事 朝倉 万幸 常務理事 山崎 昭 他 理事14名 |
平成3年5月 | 第4回通常総会 理事長 荒勢 英一 副理事長 福永 昭二 副理事長 朝倉 万幸 副理事長 柴田 和夫 専務理事 深海 信彦 常務理事 城所 稔 常務理事 山田 均 他 理事12名 |
平成5年5月 | 第6回通常総会 理事長 荒勢 英一 副理事長 福永 昭二 副理事長 朝倉 万幸 副理事長 柴田 和夫 専務理事 深海 信彦 常務理事 城所 稔 常務理事 山田 均 他 理事12名 |
平成7年5月 | 第8回通常総会 理事長 荒勢 英一 副理事長 朝倉 万幸 副理事長 城所 稔 副理事長 福永 昭二 専務理事 深海 信彦 常務理事 齋藤 光興 常務理事 高橋 歳夫 他 理事13名 |
平成9年5月 | 第10回通常総会 理事長 荒勢 英一 副理事長 朝倉 万幸 副理事長 城所 稔 副理事長 福永 昭二 専務理事 深海 信彦 常務理事 齋藤 光興 常務理事 高橋 歳夫 他 理事13名 |
平成11年5月 | 第12回通常総会 理事長 荒勢 英一 副理事長 朝倉 万幸 副理事長 福永 昭二 専務理事 城所 稔 常務理事 齋藤 光興 常務理事 高橋 歳夫 他 理事11名 |
平成13年5月 | 第14回通常総会 理事長 飯田 一雄 副理事長 朝倉 万幸 副理事長 齋藤 光興 専務理事 高橋 歳夫 常務理事 服部 暁治 常務理事 冥賀 吉也 他 理事14名 |
平成15年5月 | 第16回通常総会 理事長 飯田 一雄 副理事長 朝倉 万幸 副理事長 齋藤 光興 専務理事 高橋 歳夫 常務理事 服部 暁治 常務理事 冥賀 吉也 他 理事14名 |
平成17年5月 | 第18回通常総会 理事長 朝倉 万幸 副理事長 高橋 歳夫 副理事長 飯田 隆久 副理事長 山田 均 専務理事 齋藤 光興 常務理事 服部 暁治 常務理事 冥賀 吉也 他 理事13名 |
平成19年5月 | 第20回通常総会 理事長 飯田 慶久 副理事長 猿田 慎男 副理事長 土肥 豊久 専務理事 清水 儀孝 常務理事 齋藤 隆久 常務理事 川島 貴敏 他 理事9名 |
平成21年5月 | 第22回通常総会
第22回通常総会より定款に基づき役員選出を指名推薦制から選挙制へ変更 理事長 飯田 慶久 副理事長 猿田 慎男 副理事長 土肥 豊久 |
平成23年5月 | 第24回通常総会 理事長 深海 信彦 副理事長 猿田 慎男 副理事長 土肥 豊久 副理事長 川島 貴敏 専務理事 清水 儀孝 常務理事 伊波 賢一 常務理事 齋藤 恒 他 理事13名 |
平成25年5月 | 第26回通常総会 理事長 深海 信彦 副理事長 猿田 慎男 副理事長 土肥 豊久 副理事長 冥賀 吉也 専務理事 清水 儀孝 常務理事 伊波 賢一 常務理事 服部 暁治 他 理事10名 |
平成27年5月 | 第28回通常総会 理事長 深海 信彦 副理事長 猿田 慎男 副理事長 冥賀 吉也 専務理事 清水 儀孝 常務理事 伊波 賢一 常務理事 服部 暁治 他 理事11名 |
平成29年5月 | 第30回通常総会 理事長 清水 儀孝 副理事長 服部 暁治 副理事長 土肥 豊久 副理事長 伊波 賢一 専務理事 嶋田 伸夫 常務理事 綱取 譲一 常務理事 佐藤 均 他 理事10名 |
令和元年6月 | 第32回通常総会 理事長 深海 信彦 副理事長 伊波 賢一 副理事長 土肥 豊久 副理事長 服部 暁治 専務理事 清水 儀孝 常務理事 嶋田 伸夫 常務理事 綱取 譲一 他 理事10名 |
令和3年5月 | 第34回通常総会 理事長 深海 信彦 副理事長 伊波 賢一 副理事長 土肥 豊久 副理事長 服部 暁治 専務理事 清水 儀孝 常務理事 嶋田 伸夫 常務理事 綱取 譲一 他 理事10名 |
令和5年5月 | 第36回通常総会 理事長 深海 信彦 副理事長 伊波 賢一 副理事長 土肥 豊久 副理事長 服部 暁治 専務理事 清水 儀孝 常務理事 嶋田 伸夫 常務理事 綱取 譲一 他 理事10名 |
委員構成
経済委員会
・市場運営部会
・共同販売及び共同販売促進部会
・共同購買部会
金融委員会
・金融部会
・評価鑑定部会
総務部会
・共同宣伝部会
・調査研究部会
・教育及び情報の提供に関する部会(教育情報部会)
・防犯対策部会
・福利厚生部会
青年部
所在地
〒169-0072
東京都新宿区大久保2-18-10
新宿スカイプラザ1302号
TEL : 03-3205-0601(代)
FAX : 03-3205-0089
https://www.toukenkumiai.com
交換会開催
組合員間の相互取引による交換市場を毎月17日に開催しています。
五月の通常総会開催日には 特別交換会を開催しています。
北海道から九州まで全国各地から常時60名ほどの出席者がたくさんの品物を持ち寄り売買は活況を呈しています。
機関誌発行
【全刀商】誌、タブロイド版 【組合だより】随時発行、【刀剣界新聞】を隔月発行し活動報告と組合員の相互親睦をはかる前述の 【やさしい刀】を発刊 し、刀剣愛好家の底辺拡大の促進しています。
啓蒙活動
刀剣評価査定士の育成
慈善事業活動
全刀商では、毎年開催される『大刀剣市』において募金を募り、
『明美ちゃん基金』への寄付など慈善事業にも力を入れております。
【2013/2/8 明美ちゃん基金へ寄付】
大刀剣市2012において募りました寄付金を難病で苦しむ子供のための基金「明美ちゃん基金」に31万円寄付いたしました。
みなさまのご協力を心から感謝いたします。
【2012/9/28 東日本大震災の被災者支援として産経新聞厚生文化事業団を通じ200万円寄付】
【2012/9/14 「学校図書館元気プロジェクト」へ150万円寄付】
【2011/12 明美ちゃん基金へ寄付】
大刀剣市2011において募りました寄付金を難病で苦しむ子供のための基金「明美ちゃん基金」に25万円寄付いたしました。みなさまのご協力を心から感謝いたします。
【2011/6/23 東日本大震災義援金】
平成23年6月27日 産経新聞社へ 150万円 寄託
平成23年6月29日 財団法人日本美術刀剣保存協会へ 200万円 寄託
平成23年7月8日 読売新聞社:社会福祉法人読売光と愛の事業団へ 150万円 寄託
上記へ東日本大震災の義援金をお届けしました。
【2010/12 明美ちゃん基金へ寄付】
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新規事業「刀剣評価鑑定士」
刀剣 外装 甲冑に関する知識 法令 作刀 研磨 についての理解度を筆記試験にて問う予定
対外活動
警察庁、公益財団法人日本美術刀剣保存協会、公益財団法人日本刀文化振興協会、刀剣職方の集まりである三匠会、産経新聞社をはじめ、博物館、美術館、刀剣愛好家団体と親睦を図っています。
金融関係は商工組合中央金庫(商工中金)と設立以来取引きしています。
準備中